準備は万全!?企業ができる水害対策とは!
今回は水害対策の備えについてご紹介します。
昨今の記録的な大雨により事業に大打撃を受けるケースもあるため、水害に対して対策を打たれる企業様が多くいらっしゃいます。
知多半島でも20年程前にあった東海豪雨が記憶に新しいと思います。被害状況は以下です。
平成12年9月11日から12日 東海豪雨
(12.9豪雨)総雨量 567ミリ
(589ミリ(東海市))
・名古屋市を始め21市町に災害救助法適用・死者 7名
・負傷者 107名
・家屋全壊 18棟
・床上浸水 22,078棟
・被害額 2,800億円参照:愛知県内の過去の災害情報
水害対策
では、私達が水害から人命や、会社を守る為にはどのような対策をすれば良いのか、ご紹介させていただきます。
(1)高台に事業用地を見つけて移転する
高台に移転すれば海抜が低い土地に比べ水害のリスクが減ります。
(2)今ある事業所の水害対策をする
高台に移転したいが中々良い土地が見つからない、土地を購入して建屋を建てる資金が無いという場合には、現在の事業地での対策を検討しましょう。
事業所の水害対策例
- 出入口に止水版、防水扉、土嚢の設置
- 換気口を高い位置に設置する
- 下水道からの逆流防止措置
- 雨水を流入させる貯水槽の設置
出入口の簡易的な防水施工例
(3)過去の浸水実績の調査をする
被害が起きてからの対策では遅いです。有事の際にあらかじめ想定される被害を、事前に把握する必要があります。
各自治体に問い合わせをすると、「ハザードマップ」から過去の「浸水実績」や「高潮、洪水、津波」の浸水想定等が把握できます。
合わせて避難場所も確認しておくと良いでしょう。
まとめ
異常気象や温暖化等、これからの時代は不測の事態に対して備える必要があります。
事前に準備をしておけば、いざというときに被害を最小限にとどめることができます。
水害から企業を守り早期に復旧することが、企業としての本来の在り方ではないでしょうか。
ご自身の会社ではどのような対策が取られているか、一度振り返ってみると良いかもしれません。
水害対策に対して、気になる点やご不明な点がございましたらご相談ください。
また弊社では土地探しのお手伝いもしています。高台移転用地の提案・ご紹介もできますので、お気軽にお声がけください。