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非接触方法を用いて新型コロナウイルス対策方法を考える
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非接触方法を用いて新型コロナウイルス対策方法を考える

新型コロナウイルスは現代社会において重要な問題となり、企業が存続をするために切っても切り離せないものとなっています。新たなウイルスや流行をどのように防いでいくかが企業にとって大きな課題となっています。

あなたの会社では、コロナ対策においてどのような対策を講じているでしょうか?

コロナ対策はBCP(事業継続計画)と言っても過言ではありません。
最近では聞く機会の増えてきたワードだと思いますがBCPは「Business Continuity Plan」の略で企業が緊急事態に遭遇した場合において事業資産の損害を最小限にとどめつつ中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことです。

今回はウイルスから大切な従業員を守るために「非接触」というテーマに重点を置いて企業の取り組みを紹介していきます。

ドアに触れなくても自動でドアが開けられる製品を使う

コロナ対策としてドアに触れなくても自動でドアが開く装置が注目されています。一般的に開きドアは手で開けないといけないイメージがありますが実は自動ドアもあります。

大型の施設やオフィスビル、病院、住宅のエントランス等に使用されているゴールドマン株式会社の「アシスト・スイングドア」の導入が増えています。

それではメリットについてご紹介していきます。

1.人の手を借りずに安全で簡単にドアを開けることができる
高齢者、障碍者、車いすの方にも人の手を借りずに安全で簡単にドアを開けることができます。また、両手に荷物を抱えた状態でもスムーズに行き来できるようになります。
2.安全設計
ドア面付き安全センサーを設置することでドアにぶつかる心配が無くなります。
また、ドアが開閉する際に誰かに当たっても静止してすぐに戻るので安心して使用することができます。
3.耐久性が強い
1日1,000人が1往復しても10年耐久します。
4.後付け可能
今お使いのドアに設置するだけで自動ドアに変えることができます。ドア上部に設置するだけですので大掛かりなドア周辺工事の必要がありません。
5.屋外にも設置可能
本体仕様のパワーブースト機能により強風の中でも確実にラッチを掛け施錠します。

自動水洗により接触を回避


自動水洗の手洗い機はセンサー方式により手を差し出すとサッと水が出て手を遠ざけると水が止まります。
新型コロナウイルスの感染防止策として蛇口を回すことによる接触を避けるために自動水洗を導入する割合が増えております。

自動水洗でない蛇口では手を洗った後にレバーやハンドルを握らないといけないため、菌の付着から避けることができません。
特に不特定多数の人が利用する手洗い場に関しては自動水洗機は有効です。

また、自動水洗機は節水効果もあり、蛇口を回すタイプに比べ70~80%近い節水効果のある商品もあります。
コロナ対策で手洗い頻度は増えている企業が多いため、節水対策は有効な対策だと感じます。

手をかざすだけでドアが開く非接触スイッチ

ドアノブやスイッチに直接触れる機会は日々の業務・生活において必ずあると思います。
それだけウイルスが付着する機会が多いことを意味します。

そんなときにおすすめなのが触れなくても10~50cmの範囲に手を近づけるとドアが開く便利なスイッチです。不特定多数の人がドアノブやスイッチに触れることによるウイルスや細菌などの付着軽減や衛生管理に役立ちます。

自動ドアでは湿気が多い場所や結露しやすい場所でも安定して動作するため、防水・防塵構造になっており本体を水洗いできマイナス20度からプラス60度の周囲温度環境で使用可能です。

主な特徴

「タッチスイッチ」と「無目付け併用センサー」の機能を1台に集約
タッチスイッチの働きを擬似的に行う機能と、安全用途の併用センサー機能を1台に集約しました。
また、これまで面倒だったタッチスイッチの電池交換が不要となります。
タッチエリアを自由に調整可能
タッチエリアが細かく調整可能となり、あらゆる現場に対応できるようになりました。
片引きドアの場合でも、戸先側に微調整ができるので、プレートの位置に合わせたエリア設定が可能です。
広エリア・ドアウェイエリアを実現
補助エリアが広くなり、これまで以上にスムーズに通行頂けます。更にドアウェイを搭載し、通行者を安全にサポートします。
シーンに合わせたタッチプレートを選択可能
耐久性に優れた、質感のあるタッチプレートに様々なデザインをご用意しました。現場にマッチしたタッチプレートをお選び頂けます。
※本製品は、無目取付の光線センサーを擬似的にタッチスイッチとしてご使用頂くことを提案している製品です。タッチスイッチの用途を全て代替できるモノではありません。
※補助出力はFS(フェールセーフ)仕様になっており、機器故障時ドアが開放状態になります。
非接触でドアの開閉を促す「てをかざすプレート」を新たに追加
ガラス面に設置されるプレートに手の甲を「かざす」だけでドアを開閉できることがわかるように、「かざす」を想起できるアイコンと視覚的に認知できる形状にしました。触れることなくドアを利用できることが、お客様の不安の軽減につながり、店舗側にとっても目に見える形で予防・衛生対策を実施し、安心の提供を伝えることができます。
「てをかざすプレート」の新しいデザインが、これまでの意識、行動に変化をもたらし、手の甲をかざしてドアを開けるという新しい行動(動作)として普及することを目指しました。

また、セキュリティ上ロックが必要な場所に関しては非接触カードリーダーにがおすすめです。カードをかざすと暗証番号を入力することなく解錠ができるので非接触で鍵を開けることができます。

宅配BOXの中に紫外線除菌ライトの設置

コロナ禍で人との接触を避けるために宅配を利用する人が増えてきました。
ネットショッピングの動向は総務省10月9日に公表した「家計消費状況調査(2020年8月分)」によると8月度のネットショッピング利用世帯(2人以上の世帯が対象)の割合は、50.0%で支出額は前年比で110%となっている。

そこで注目されているのが宅配BOXです。
宅配BOXは非対面、非接触で荷物の受け渡しができるのでコロナ禍で特に需要が高まっています。

また、最近では除菌や減菌を目的として紫外線を中に入れた荷物に照射する宅配BOXもあり人気がでております。

AI検温システムで無人管理、スピーディーな検温

最近では顔認証システムの体温計を導入する企業も増えてきております。
その理由として入退室時にストレス無く検温ができる、人と人が対面しなくて良いというメリットがあります。また、工事が不要なので設置するだけで使用が可能となります。

中にはAI(人口知能)による顔認証技術を活用した高速・高精度な体温測定器もあり、0.2秒で検温したり、マスク非着用の際にはアラームを発し、警告する機能もあります。

まとめ

今後、3密を避けたいという顧客のニーズの高まりから「非接触」というワードに着目した企業はますます増えることが予想されます。
今までのように人と人との接触が減り、デジタル化や無人化の波が押し寄せてくる事が予測され、その時代の波に取り残されないようにしなくてはなりません。
自社でどのような取り組みを実施して従業員の安全を守っていくのかが今後の企業にとっての課題となる事でしょう。
また新たなビジネスモデルの展開も視野に入れる必要があるのかもしれません。

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