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職場の暑さ対策で労働環境を改善【事例紹介:半田市の食品製造販売業】

職場の暑さ対策で労働環境を改善【事例紹介:半田市の食品製造販売業】

暑くて作業に集中できない!そんなお悩みはありませんか。

近年、気候変動の影響により春でも気温が高くなる傾向があり、5月の時点で真夏日が記録される日が増えています。
数年前までは大丈夫だったけど、そういえばここ最近工場の中が暑いな…。従業員の集中力が落ちているな…。と感じる方も増えてきているのではないでしょうか?

暑い環境での作業には以下のようなリスクが考えられます。

  • 熱中症
  • お取引様の商品の劣化
  • 従業員の生産性低下

こういったことが実際におこると、企業として大きなダメージを受けることになります。

以下は職場における年間熱中症による死傷者数の推移です。


出典:「令和3年 職場における熱中症による死傷災害の発生状況」厚生労働省

年による変動はあるものの、毎年約500名以上の労働者が職場での熱中症による被害を受けています。

私たちが拠点とする知多半島は、愛知県の中で岡崎市などに比べれば若干気温は低いですが、湿度が高く、不快な暑さを感じやすい土地です。半田市では8月の猛暑日に最高気温35度を記録しており、実際にお客様から工場や事務所内の暑さについてご相談を受ける例も増えています。

もちろん、熱中症対策として言われているこまめな水分・塩分補給や休憩も個人間の対策として必要ですが、建物自体の暑さ対策を行うことで、企業としてリスクヘッジを行うことが可能です。

事例紹介

弊社で実際にあった暑さ対策の事例をご紹介します。

ご依頼主

半田市の食品販売製造業A社

ご相談内容

夏場になると倉庫兼売り場がとても暑くなるので何か改善策を考えて欲しいとご相談をいただきました。
さらに、売り場と一体になっていることから、営業は止めることが出来ないので営業を続けながらできる工事のご提案を希望でした。

わたしたちのご提案と過程

実際に現地にて天井部の温度を測ると、55度近くありました。その熱が屋内を温めており、空調も効きづらい環境となっていました。

そこでわたしたちは営業を続けながら施工することのできるこちらの2パターンをご提案しました。

  • 古い屋根の上に軽い屋根を被せる工法(カバー工法)
  • 天井裏にアルミシートを敷き断熱をする方法

カバー工法は効果が高い反面、新たな屋根材と足場が必要なことから金額も張ります。また、今回の場合は屋根に室外機が乗っていたこともあり、カバー工法では非常に手間がかかることが検討段階で判明しました。
そのため、天井裏にアルミシートを敷き遮熱をする施工方法を採用いただくこととなりました。こちらは断熱性を保ちながら、費用を抑えられるというメリットがあります。
また、A社様の営業を止めずに実施したい要望も加味して工程を2工程に分けてご提案させていただき、ほとんどの期間が営業しながらの工事となりました。

お客様の声

天井部の温度が55度から24度になり空調の使用量も大幅に減りました!
従業員も快適な環境で作業が出来るようになり、職場環境の改善に繋がりました。

担当者のコメント

営業を止めずに職場環境を変えることができたので、お客様の利益に繋がったと感じております。

まとめ

職場の暑さ対策による労働環境の改善は、従業員の定着率アップや生産性向上だけでなく、結果的に省エネにも繋がります。
昨今、企業として省エネやエコ活動に取り組むことが推奨されています。
建物自体の暑さ対策は、生産性を落とさずにできる省エネ活動です。カーボンニュートラルの実現にも繋がりますので、取り組みを行う企業にもオススメです。

また、昨今の人材不足の中、従業員の職場環境は求職者に注目されやすい部分です。従業員が安心して快適な環境で効率よく仕事を出来る環境を整えることで、より良い企業としてリクルート面においても優位に立つことができます。

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