愛知県半田市を基盤にしている沢田工務店が運営しており、建築から不動産の情報を発信しているメディアブログです。

コロナ禍でどうしたらいい?アパート・マンション経営
賃貸経営

コロナ禍でどうしたらいい?アパート・マンション経営

変化する社会情勢で勝ち抜くためには

新型コロナウイルスは賃貸住宅ニーズに大きな変化をもたらしました。
最も大きな変化はテレワークです。
以前は勤務地に通勤するため、駅から近いアパート・マンションを探される方が多く、いわゆる駅近物件はニーズの多さから、アパート・マンション経営は失敗しないという神話までありました。
しかしながら、新型コロナウイルスの影響により会社への通勤が不要になり、賃貸住宅ニーズは交通の利便性ではなく「暮らしの質」を追求するニーズへと変化しました。

データから考える入居者に必要な暮らしの質とは

広さ・駅距離の重視意向(首都圏)
出典:株式会社リクルート住まいカンパニー(現:リクルート)調べ「第2回 コロナ禍を受けた『住宅購入・建築検討者』調査」

株式会社リクルート住まいカンパニー(現:リクルート)が2020年11月25日に発表した「第2回 コロナ禍を受けた『住宅購入・建築検討者』調査」では、賃貸に求める内容に変化がありました。
それは「駅からの距離」よりも「広さ」を求める需要が増えているということです。
賃貸物件において、駅から近いということは絶対的な条件とされてきました。
特にコロナ以前は、最寄駅から徒歩15分以上になると物件を選ばれる確率が大きく下がり、『そこに住む理由』が必要とされてきました。
ところが昨今、テレワークの時間が増えたことで通勤することが大幅に減り、駅までの距離よりも生活の質を求める傾向が強くなりました。


出典:株式会社リクルート住まいカンパニー(現:リクルート)調べ「第2回 コロナ禍を受けた『住宅購入・建築検討者』調査」

東海の調査に関しては、「ぜったい広さ」を選択する人が19%と首都圏よりも高く、より顕著に生活の質を重視する傾向が表れています。

今回の調査では賃貸物件に求める条件が大きく変わってきていること。
また広さや駅からの距離など、これまでの指標となってきた条件だけではない選び方が広がってきているようです。

必要なインターネット環境とは

皆さまはコロナ以前から最も人気のある設備をご存知でしょうか?それはインターネット設備です。しかし近年では、コロナ禍の影響によりこちらのニーズにも少し変化が表れました。
テレワークによるオンライン会議、オンライン授業、これらにはネットの回線速度が非常に重要です。
しかし賃貸住宅の場合、回線をシェアして使用する無料インターネットの導入が進んでいるため速度低下を招きやすくなっています。在宅率が高まっている昨今、通信速度での相談件数が倍以上に増えました。
インターネットが使い放題だとしても、通信速度が遅くフリーズしてしまうのであれば全く意味がありません。
また、高い在宅率によりネットゲームや動画配信サイトを利用する人も増えています。これらを楽しむためにも安定した通信速度は必要です。
インターネット設備も単にあればいいという訳ではなく、品質が求められるようになりました。


このように新型コロナの影響を経て、人びとの働き方や住まいに求めるものが変わっています。ここ数年注目を集めている賃貸物件の傾向と、それらのコロナ禍を受けての影響、さらに今後とどのように変化していくのでしょうか。

変化する社会情勢で生き残るためには、顧客のニーズを知ることが必須になってきます。
これまで賃貸物件で重視されてきた条件の優先順位づけが変わる中で、住む人の志向に応じていっそう「ニーズの多様化」が進んでいます。

弊社ではエスティネットを窓口とした、エンドユーザー様の声を聴くお店が4店舗あります。知多半島内でお部屋探しをされているお客様の動向や、求めている設備など把握することができます。
コロナ禍で勝ち残るアパート・マンション経営ができる適切なアドバイスをさせていただきますので、最寄のエスティネットに是非ご相談ください。

page-top

スクロール
© 2019 SAWADA construction All Rights Reserved.